消しゴムはんこの図案転写に使う「除光液転写」。
やり方はこちらで紹介しています↓
除光液転写にはトナーコピーが必須ですが、一番手軽にできるのがコンビニのコピーです。
そこでふと、疑問が。
転写のやりやすさって、コンビニのコピー機で違うのかな・・・?
私は常に同じコンビニのコピー機を使っていたので、違いがわからなかったのです。
そこで、主要コンビニのコピー機を使って比較し、
「違いが出るのか?」
「除光液転写が一番やりやすいのは?」
を、調べてみました。
結論から言うと、
全然違いました。
セブン最強!
今回試したのは、大手コンビニ4社です。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
結論から言うと、「セブンイレブン使いやすい・・・!」でした。
明らかに違いが出たので、比較の様子と結果を見てみてください。
コピー比較
違いがわかりやすいように、色々な絵柄と文字を、比較用図案として用意しました。
サイズはハガキの半分の大きさです。
(背景の小さな■4個で約1cm)
コピー機の濃度などの設定はいじらずに、コピーしています。
一番上が原紙(家庭用プリンターで印刷したもの)です。
これを、各コンビニに設置のコピー機でコピーしました。
原紙
セブンイレブン
全体的に線がはっきりくっきり出ています。
濃度も十分。
ローソン
画像の欠けなどはなくコピーできていますが、セブンに比べると薄め。
ファミリーマート
店内に入って気付いたのですが、コピー機がローソンのものと同じでした。
店舗にもよると思いますが、調べたところ、SHARP製の同モデルを採用しているようです。
そうなると、結果がローソンと同じになってしまうので、ここだけ設定を「写真」モードに変更しました。
※2020年6月現在、ローソンで新しいモデルを採用するというニュースも確認しましたので、そうなるとまたコピーの質も変わるかもしれません
「自動」モードより「写真」モードの方が濃度が薄く、全体的にぼやっとした印象。
画像や文字もところどころ途切れたり、消えてしまっています。
ミニストップ
ミニストップだけ、白黒コピー1枚5円でした。
濃度は十分、と思ったのですが、画像がところどころぼやけて潰れてしまっています。
全体
絵柄だと違いがよくわかりますが、文字だけだと大差ないように思えました。
除光液転写します
同条件で、それぞれ転写していきます。
消しゴムは「はんけしくん ソフトタイプ」、
除光液は画像のもの(100均)を使用しました。
転写の「トントン」叩く時間もほぼ同じ、大体トントンを全面2往復くらいずつおこなっています。
転写結果
ちょっと待って
ひとつ、あきらかにおかしいのが混ざっていますが・・・
ひとつずつ見ていきましょう。
セブンイレブン
ところどころ薄いですが、輪郭自体はちゃんと転写できているので、彫る時には問題なく線の通りに彫れます。
ローソン
文字や太い線は、ちょっと薄いけどちゃんと転写できています。
細かい画像は、薄くなりすぎて、彫れるほどの線が転写できていません。
ファミリーマート
ローソンよりさらに薄いです。
文字や太い線は彫れそうですが、絵柄の方は無理ですね。
「写真」モードより「文字」モードの方がはっきりしたのかも?と、後から思いました・・・。
ミニストップ
ご覧の通り、まったく転写されていません・・・
つまり、トナーインクを使用していないコピー機だったんですね。
確認すると、つるっとした表面に、文字を転写しようとした痕跡だけ残っていました。
転写比較
並べてみると、こんな感じです。
文字に関しては、どれも彫るのに問題ないほどには転写できています。
絵柄の場合は、薄いと見づらいので、実際は彫りづらくなります。
セブンイレブンくらいの濃さがあると、とても彫りやすい!
まとめ
比較してみると、文字も絵柄もバランスよく、濃度十分で転写できる
セブンイレブンのコピーが除光液転写には使いやすい
という結論に至りました。
コピー機の濃度設定や、店舗による機種の違い、使用する除光液や消しゴムの違いで、結果は多少変わってくると思いますが、
現時点で、コピー設定を悩んだりせず、誰でも簡単にできるということを考えても、
セブンイレブン最強
だと思います。
ずっと何も考えずにセブンのコピー使ってた
「除光液転写うまくいかない!」
と思われている方は、コンビニのコピー機を変更してみるのもいいかも知れないですよ。