消しゴムはんこ

【消しゴムはんこ歴】「好きなもの」だけ、消しゴムはんこ

消しゴムはんこ歴は、今年(2020年)で9年になりました。

消しゴムはんこのスタート

元々は無職になったのをきっかけに、「テーブルの上だけで出来る手軽な趣味」を求めて辿り着いた結果。

作り方・やり方を調べても、

ハードルが低そう。材料も手に入りやすそう。これいける!

という情報しか入ってこなかったので、無職の時間の余裕とフットワークを活かして、ぽんぽんぽーんと材料を揃え、すぐに消しはん作りを始めたのです。

気軽なスタート

初期の初期の作品(試し捺し)。
全開の拙さ。

今見ると、スタート時の作品は拙さの極みですが、でもこれも「味」「個性」になり得るのが消しゴムはんこのすごいところ。

というか、懐の広さ。

そして、作れば作るほど、みるみるうちに上達しました。

最終的にこのくらいまで上達。

目に見えて上達すると、まあ楽しいこと楽しいこと。

毎日家事の合間にせっせと作っていました。(当時は現夫と結婚前、同棲中でした)

あの頃ずーっっっとやってたよね!

夫
嫁

文句も言わず…その節は大変お世話に…ごにょごにょ

オリジナル作品を販売に

ある程度作成が慣れたころ、ふと「これ販売してみようか」と思い立ちました。

当時はまだハンドメイド販売専用のアプリ等もなく、とりあえずヤフオクに出品。

初心者だし、基準もよくわからないし、儲けたいわけでもないから・・・と、1点150円スタートに。超弱気。

もちろんすぐに売れたわけではありませんが、色々な種類のものを複数出品していくと、ちらほらと入札が・・・。

嫁

売れた…嬉しい…!!

ハンドメイドの醍醐味ってここだと思います。

自分が作ったものが誰かに必要とされる」「気に入ってもらえる

特に私は自己肯定感が激低なので、誰かが気に入ってくれて購入してくれるということが、はちゃめちゃに嬉しかったのです。

ここから、更に怒涛の作成と、出品・販売が始まりました。

ヤフオクでの販売期

いつまでも無職でいたいわけではなかったので、消しゴムはんこの販売をしつつ、就活もしていました。

ちょうど東日本大震災が起き、日本全体が大変な中だったので、とりあえずパートですがフルタイムで医療機関の事務員として仕事もスタート。

はんこの販売もそこそこ順調に行っていました。

入札も増え、落札金額も増え、リピーターやリクエストも増え。実に順調。

お名前やメッセージ、住所などのオーダーも受けていました。

だったのですが。

嫁

なんか疲れた

リピーターが増えてリクエストが増えると、出品が「趣味の延長」から「商売」に変わっていくようでした。

それにつれて「自分の好きなものを作る」ことが、「誰かの欲しいものを作る」になり、

「リクエストに応えなければ」という感情が、圧になってしまっていたのです。

妊娠、出産。育児と職場復帰。

そんな中、同棲中だった現夫と結婚。

だらだらとふたりでの生活数年を経て、妊娠。出産。

むすこちゃんが たんじょうしたよ!

息子
息子
嫁

産んでからお腹にまた戻したいと思うくらい大変だったよアナタ

消しゴムはんこ作りは一旦、ここで中断することにしました。

産後に視力も落ちて(今は回復)、はんこ作りにはとても集中できなかったです。

そして職場復帰。

時間なんかますますありません・・・。

大事にまとめていた、消しゴムはんこ作成の道具やらは全て、しばらくの間眠ってもらうことになりました。

そして、急に再開

数年の時を経て、今年なぜか本格的に消しゴムはんこ作りを再開することに。

なぜか。

時間に余裕が出来た。

むすこちゃんが せいちょうしたんだ よ!

息子
息子

そして、引っ越しをきっかけに、しまい込んでいた消しゴムはんこ作りの道具たちを目にしたことです。

嫁

ああ・・・楽しかったんだよな、消しゴムはんこ・・・

と、同時に、販売がしんどくなってしまったことも思い出しました。

しかしさらにここで、思い出したことがあったのです。

嫁

ブチャラティ作った時は、めちゃくちゃ楽しかったんだよな

「好きなもの」なら、楽しい

販売に少し疲れた時、「今自分の好きなもの、売るとかじゃなくてとにかく作ってみよう」と思ったことが、一度だけ。

それが、「ジョジョの奇妙な冒険」キャラクターの「ブローノ・ブチャラティ」でした。

はがきサイズの「はんけし君」一枚まるまる使って、作ったブチャラティ。

それが、尋常じゃない楽しさと爽快感、達成感だったんです。

その感覚を思い出し、

自分の好きなものなら、好きなキャラクターや人物なら、楽しく作れるんじゃないか」

という考えに至ったのです。

そう、嫁さんは・・・オタクだったのです・・・

嫁

推しなら捗る

「推し」を作る消しゴムはんこを開始

そんなわけで、当面は自分の「推し」を彫ることだけを目的に、消しゴムはんこを再開したのです。

音楽からマンガ、アニメ。映画。

色々なコンテンツで(中にはマニアックな)「推し」が存在するわたくし。

彫るものには困らない!

そして、自分の好きなものを彫っているのは、楽しい!!

なんなら下絵の段階から、推しが拝めて嬉しい!!

なんか、めっちゃニヤニヤしてない?

夫
嫁

気のせいです

そこから、今に至っています。

おかげで、すっごく楽しく、消しゴムはんこ作りが出来ています。

「推し」のおかげで!

これからもっと、出来るだけたくさんの「推し」を作りたいなと、意気込んでいるところなのです。

嫁

なんでも、楽しくないといけないって思います

ABOUT ME
某嫁
某県 某市にて、普通の母と嫁をしつつ、趣味である消しゴムはんこで好きなモノやひとをゆるゆると彫っています。